コンクリート壁用防護パット
納品先 大学
所在地 兵庫県神戸市
納品年月 2025年(令和7年)3月
設置商品

施工中の様子

施工中の様子

施工後の様子

施工後の様子
施工後の様子

お問い合わせのきっかけ

販売代理店様よりコンクリート用壁用防護パットの既存品が劣化しているとご相談を頂きました。長年の使用により、防護パットの表面に亀裂や摩耗が見られ、本来の衝撃吸収性能が低下している状況とのことです。特に、接触頻度の高い箇所では材質の硬化や変色も進行しており、安全性の観点から早急な対応が必要な状態であることが判明いたしました。

お客様のご要望

劣化しにくい芯材が希望との事でした。販売代理店様からは、従来品で使用されていた芯材が経年変化により弾性を失い、本来の緩衝機能を十分に発揮できなくなっているとの具体的なご指摘を頂いております。特に、温度変化や湿度の影響を受けやすい環境下での使用において、芯材の劣化が顕著に現れており、長期間にわたって安定した性能を維持できる素材への変更が急務であるとのご要望でした。

ご提案内容

表面は軟らかい素材、内側は硬めの素材で垂れ落ちない様考慮する事を提案いたしました。具体的には、接触面となる表面部分には柔軟性と衝撃吸収性に優れた軟質素材を採用し、人や物が接触した際の安全性を最大限に確保するとともに、不快な硬さを感じることなく適切な緩衝効果を発揮できる構造をご提案させていただきました。一方で、構造体の中核部分には適度な剛性を持つ硬質素材を配置することで、長期使用における形状保持性を向上させ、重力による変形や垂れ下がりを効果的に防止する設計思想をお伝えいたしました。 この二層構造により、表面の軟らかさによる安全性と快適性を維持しながら、内部の硬質芯材が全体の構造安定性を担保し、設置後の経年変化による位置ずれや形状崩れを最小限に抑制できることを詳しくご説明いたしました。

納品後のお客様の反応

更新されたことで競技者の安全が確保出来る。外観も良くなったと喜んでいただきました。新しく導入した防護パットにより、従来品では十分に対応できなかった衝撃吸収性能が大幅に向上し、競技中の万が一の接触事故における怪我のリスクを効果的に軽減できるようになったことを高く評価していただけました。特に、表面の柔軟性と内部構造の安定性を両立させた設計により、競技者が安心して練習や試合に集中できる環境が整ったとのお言葉を頂戴し、安全面での大幅な改善を実感していただくことができました。 また、機能性の向上と併せて、施設全体の美観についても大きな改善効果をもたらすことができました。劣化による変色や亀裂、変形が目立っていた従来品から、均一で美しい外観を持つ新製品への交換により、施設の印象が格段に向上したとのご感想をいただいております。